次に書いているのは、ある会社での男性社員の会話ですが、あなたはこの2人の男性が言っていることを正しいと思いますか?
「お前、昨日の給料日に歌舞伎町に行ったらしいけど、やっぱりファッションヘルスに行ったの?」
「当たり前じゃん、それが1ヵ月に一度の楽しみだもんね。先月に入店したばっかりの新人のゆかちゃんに、ゴム無しでフェラしてもらったから、超気持ち良かったよ。いや~マジで、最高だったね」
「それは良かったなぁ。でも、ゴム無しでフェラしてもらって病気とか大丈夫なの?クラミジアとか淋病の菌って、喉にもいるから大丈夫なんじゃなかったっけ?」
「あー、全然大丈夫だよ。だってさぁ、ゆかちゃんはフェラをする前に、しっかり『イソジン』でうがいしてたからな」
あなた、この会話を読んでも、どう感じましたか?おそらくほとんどの方は、イソジンでクラミジアや淋病のウィルスを殺菌できるのかどうかが気になったはずです。
実際に風俗へ行くと、たいていの場合、サービスする女性がうがい薬を使ってうがいをしますし、お客さんの方にもその場でうがいをすることが求められます。
さて、本当にイソジンのようなうがい薬を使うだけで、のどにいるクラミジアや淋病の菌をやっつけられるのでしょうか?
うがい薬では性感症を予防できない
それでは、まずは気になるイソジンで性感染症を予防できるのかどうかについて、お伝えします。結論から言うと、イソジンでは性感染症を予防することはできません。
そして、これはイソジンだけでなく他のうがい薬を使った場合でも同じとお考えください。
たしかに、イソジンに殺菌作用があることは事実です。しかし、クラミジアや淋病のウィルスを完全に殺菌できるほどの効果はありません。ですから、うがい薬で性病を予防できるなんて噂は、信じないようにしましょう。
それに、風俗で働いている女性は、普段からフェラチオのようなオーラルセックスを頻繁にしているため、のどの粘膜を酷使している弱っている状態です。そこに、うがい薬のような殺菌力を持っている薬を使ってしまっては、のどを余計に傷つけて、より菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。
つまり、うがい薬を使うことが原因で、より性感染症に対して、弱い体になってしまうんですね。そして、そのような女性からサービスを受けると、当然ですが男性の感染する可能性は高くなります。
厳しい言い方をすれば、うがい薬を性病を予防できるなんて、迷信やウワサ話のレベルです。安心感を得たい気持ちは分かりますが、風俗で遊ぶということは、病気に感染するリスクが高いということをしっかりと意識しなくてはいけません。
そのリスクを分かった上で、もしファッションヘルスやソープへ行くにしても、コンドームを使うことを心がけて、遊んだ後には性感染症になっていないかをきちんと検査するようにしましょう。
検査で早期発見をすれば、ほとんど性感染症は数週間程度で完治することができますからね^^
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