クラミジア感染症は、現在のところ日本国内では最も感染者が多いとされている性感染症です(特に女性に多い)。
こちらのページでは、日本国内で最も感染者が多く、特に女性でなる人が急増しているクラミジアの特徴、症状、感染経路を分かりやすく解説しています。
もしかしたらクラミジアかもしれないと考えている方には、参考になるはずですのでしっかりと確認してくださいね^^
特徴
クラミジアの特徴は何といっても、その感染のしやすさです。その感染率は驚くほどに高く、すでに感染している人とコンドーム無しでセックスをした場合、移る確率はおよそ5割と言われています。
つまり、たったの1回だけ遊びのつもりでエッチをしたとしても、50%の確率で感染してしまうんですね。もし、その夜に2回戦、3回戦と続けざまにしてしまったら、ほぼ感染していると考えた方が良いでしょう・・・。
超一流のプロ野球選手の打率が3割程度であることを考えると、約5割の感染率がどれだけ高いかがお分かりいただけるはずです。あのイチローの全盛期の最高打率でも4割には到達していませんからね(比べるものでは無いかもしれませんが^^;)。
それだけ感染しやすい性病であるために、セックスの回数が多い10代、20代を中心に感染者は今でも広がっています。また、男性よりも女性に感染者が多いのも特徴の1つです。
以上の理由から、1度でもコンドーム無しでのセックスやフェラチオした経験のある方は、感染している可能性がとても高いです。もし、心あたりのある方は特に注意をして続いての内容を読んでください。
感染経路
クラミジアの主な感染経路は以下の通りです。
- 膣への生挿入
- フェラチオ(コンドーム無し)
- クンニリングス
- 肛門への生挿入
- 母子感染
- ディープキス
挿入をしなければ移らないと勘違いしている方が多いですが、膣挿入を伴わないフェラチオのようなオーラルセックスや、肛門へ挿入するアナルセックスでも感染します。
そのため『本番無しの風俗に行っているから大丈夫』と、考えている男性も注意をしなくてはいけません。なぜなら、サービスをしてくれる女性のノドにクラミジアの原因となる細菌の『クラミジア・トラコマチス』を保有していれば、のど経由で感染をしてしまからです。
もちろん、彼氏や夫が風俗でフェラチオサービスを受けて菌をもらった場合、そのパートナーとセックスをすることでペニス経由で女性の方も感染してしまいますよ。
症状・潜伏期間
潜伏期間は1~3週間程度で、その後に症状が出てきます。
しかし、初期症状は男性・女性ともに軽いためほとんどの方が感染したことに気付きません。初期段階で症状が出るとすれば、次のようなものです。
- 女性:おりものの増加、お腹が痛くなる、尿をするときに少し痛む
- 男性:尿道から分泌物が出る、尿をするときに少し痛む、尿道にかゆみを感じる(女性よりも軽いため気付かない場合が多い)
以上のように、初期症状は軽いため、知らない間に病気が進行してしまい取り返しのつかないこともあります。
特に女性の場合、クラミジアを放置すると子宮頚肝炎や子宮内膜炎のような子宮関連の病気になる可能性が高いです。もし、そのような病気を発症してしまうと、子供ができにくい不妊症の体になってしまう危険も存在します。
それに、もし妊娠したとしても流産、早産しやすいので、赤ちゃんを生みづらい体になってしまうんですね。
以上のように、初期症状は軽くても放置をすると、最悪の場合は赤ちゃんが産めない体になってしまうとても危険な病気となります。
治療方法
主な治療方法は抗生物質を飲むことか、注射するかのどちらかです。大抵の場合、抗生物質を飲む治療方法が選択されます。
早期発見をして、しっかりと薬を飲めば2週間くらいで治療ができる病気ですので、症状が重くなる前に発見をすることが何よりも重要です。
まとめ
クラミジアは初期段階での症状が軽く気づきにくい病気のため、どうしても放置をしてまいがちです。
そのため、自分自身が感染源になっていることを気付かずに、大切なパートナーとコンドーム無しのセックスやフェラチオをしてしまい、知らない内に病気を移してしまうことが頻繁に起きています。
ですので、もしあなたがこれまでにした行為や症状から、『もしかしたらクラミジアかもしれない』とひっかるところがあるのでしたら、すぐに検査をすることをお勧めします。
クラミジアの治療のためには、少しでも早い段階で感染したことを発見することが大事です。ですので、まずは検査でクラミジアに感染しているかどうかチェックしてみくてださいね。
検査キットを活用すれば、病院に行かなくても自宅で誰にもばれずに検査をすることができますからね。
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